Y Combinatorを知って将来に思いを馳せる

技術系の記事を漁っていると、JavaScript界隈で時々「Y Combinator」という言葉を耳にして、一体なんなんだろうと思っていたところ、今日WikipediaFixed point combinatorを読んで少しわかった気になった。もちろん理解できなかったとこもありますが。
「『関数を引数にとって、その不動点を返す関数』の一例」ってことなのね。無名な再帰関数を定義するときに何か関係があるらしい。
「関数を引数にとる関数」かぁ。Rubyで、ブロック使って処理をくるんでEnumerableのメソッドに渡してやるのなんかは大好きで、「関数もオブジェクト」あたりの考えはすっと入ってきたんだけど、こんな風に高階関数が云々とかいう理論的な話になるとちょっと理解が及ばない。んー、コンピュータサイエンスの素養が足りんな。


こんな小難しげな話題って、「今やってる仕事をうまくやる」とかには全然関係しないことではあるけれども、ちょくちょく触れておきたいものです。
この業界入って2年弱、自分の成長を思い返してみると、成長曲線はこれまでのところほぼ直線だったと思っています。今はまだ、いい感じに「僕は何もできない感」を保っているのでしばらくは直線を保てそうですが、この先だんだん仕事にも慣れてきて、割りあてられる日々の業務程度ならおおむねこなせる程度になったとき、どうなるか。目先の仕事が問題ないことに油断してしまって、どんどん傾きが小さくなっていき、ついには止まってしまうのではないかという懸念を抱いています。
そうなっちゃったら、面白くないやん? 年は取っていくのにできることが増えないって。
そうならないように、今から仕込んでおくのです。