オモチャ的な道具
- 作者: Jeffrey E.F. Friedl,田和勝
- 出版社/メーカー: オライリー・ジャパン
- 発売日: 2003/05/26
- メディア: 単行本
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そんなに巨大なファイルを扱う機会はないので、うれしいのは作業が単純に早く終わるようになったことではないのです。目的の正規表現を考えるのにはそれなりに時間かかるし。
便利だと感じるのは、手作業で1行ずつちまちまやってた操作を、コンピュータ任せで一気にやってくれるのでミスが減るということ。
どうしても人間はミスをするもので、ほんの数十行なんだから手作業でやった方が早いやんと思える作業も、人の手でやってるとミスが紛れ込んでいざ動かしてみるとエラーになってあれどこで間違えたんやっけと探して…と、結局よけいにめんどくさくなることが、結構あるんですよ。注意力の限界を感じる瞬間。まあそんな非人間的な仕事は機械に押しつけときゃよいのだ。
使える道具を増やすのは楽しいことです。ものによっては、一つ覚えるだけで自分のできることが何倍にもなってくれる。上で挙げてる本で覚えていってるのですが、超良書。
あとパズル好きとしては、文字列パターンを一般化した形式で表現するというその行為そのものが興味深かったりします。