日常に埋もれない

2001年9月11日、ワールドトレードセンタービルの102分間 - A Successful Failureを読みました。

911の時は僕は高校3年生で、超がつく田舎である地元から世の中に飛び出していくのを半年後に控えた状態でした。
そんな中あのテロが起きて、これから世界は一体どうなっていっちゃうんだろうと不安な気持ちを抱えていたのを思い出します。

この記事に触発されていろいろ関連資料を見てみて思うのは、あれから7年も経ったのに自分の世界に対する認識は全然変わってないのだなということです。いまだに「世界はどうなっちゃうんだろう」レベル。これは痛い。非常に痛い。あんた本当に大学出たのかよ。

気持ちというのは放っておくと薄れちゃうもので、7年前に持っていた大きな不安もいつの間にか忘れていったんでしょう。漠然と日々を過ごすことへの慣れはおそろしい。

新聞を読んだり本を読んだりしても、どれだけその対象を生き生きと捉えられているかによって、吸収できるものが全然違ってきます。心の持ちよう次第で世界はずいぶん違って見えるよね。

この無力感や残念感をまた埋もれされないよう、そのためのアウトプット。