自分VS世界

職場の周囲の人と話していると、自分の知識の足りなさが嫌になってばかりです。みんな何でもよく知ってるもんだなあ。


…と感じるのはけっこう錯覚が入っていて、周囲の人たちの中で2、3人だけでも詳しく知っている人がいたら、「周りのみんなはすごいなあ」と思ってしまうもの。

そりゃあ、自分以外にはたくさんの人がいるんだから、大概のことなら誰かは詳しいよ。


ネット見ててもそうで、津々浦々のブロガーの方々がいろんなことを書いてるのを読むと、どの分野でも詳しい人はすごく詳しい。「世の中の人たち」はほんとにすごい。あのこともこのこともめっちゃ知ってる。とてもかなわない。たまに、そんな絶望的な気分になります。

けれども、その向こうにいる個人個人を見たら、みんなだいたい同じくらいには世間のことを知ってたり知らなかったり、ただ自分が武器にしていることに関してだけならいくらでも語れるよ。そんな感じなのだろうと思います。
中には少数異常な人もいるかもしれないけれど、そういう人たちだけで世の中ができているわけではないでしょう。


世界に対して、なんでもかんでも対抗しようとするのが間違いだということをようやく実感してきました。自信が持てるくらいに何かを極めることはそんなにさくっとできるものではないし、人生は思っているほど長くない。


どこで勝負するのか、焦点を絞ることを意識していこう。


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