未来は思っているよりも早くやってくる

My Job Went To India オフショア時代のソフトウェア開発者サバイバルガイド

My Job Went To India オフショア時代のソフトウェア開発者サバイバルガイド

買ってすぐ読むつもりではなかったけれど、読み出したら止まらなくなって勢いで読了。
インド、中国などの新興国から安価なIT技術者が大量に供給されてきだした流れの中で、技術者としての自分を労働市場の中での商品と見なし、その価値を高めるにはどういう戦略で日々を過ごすか、という観点で書かれた本です。インドのIT技術者の気質がわかりやすく描写されている。
アメリカでは、言語の壁がある日本よりももっとオフショアリングの流れが激しいんでしょうなあ。
「日本で働く」ということそれだけで、世界の労働市場の中ではニッチなとこなのかもしれない。
けれども、ニッチはそのうちニッチでなくなるのは世の常で、いざそうなったとき、自分という商品は世に出して勝負できるだけの価値を持っているだろうか。ぼけっとしてたら時間はすぐ過ぎるよ?


今から帰省します。寒そう。