プログラムは人が読むためのものである

↑今年の個人的流行語のもう一つ。
仕事でプログラミングしてると、いにしえより受け継がれた複雑さの巣窟みたいなコードにもよく触れる機会があって、反面教師には事欠かないものです。
「動けばよい」は禁止。そのような意識で作られたものはたいがいちゃんと動いてない。
頭をウニにしつつそんなプログラムを読み解く経験をしてきているので、自分が作るときは「けして後任者が困らないように、適切なコメントを入れたりしつつきれいに組んでいこう」と心に刻んで作るわけですが、それでも、1年後くらいの自分がそれを見たとき、どうだろうね。やっぱり「うへっ何だこれ」と思うんだろうか。知識を持っているときに書いた文章は知識が抜けたときに見ると意味不明、というのはよくあること。
まあ、人が読むためのプログラムを書く技法を磨くには、この「うへっ」体験を積んでいくのが重要なんでしょうなあ。気づいたことは忘れずに。