帰省中に読んだ本

18きっぷerには、お供となる本は必須です。

本とは関係ないけど、道中、通りすがりのおばあさんに高校生と間違われてしまった。もうすぐ20代後半になろうというのに、喜ぶべきなのかどうなのか。まあ、60、70と年を重ねた人にとっては18歳も25歳もそんなに変わらないのかもしれないね。


数学的基礎とデータ構造 (アルゴリズムイントロダクション)

数学的基礎とデータ構造 (アルゴリズムイントロダクション)

  • 作者: T.コルメン,R.リベスト,C.シュタイン,C.ライザーソン,Thomas H. Cormen,Clifford Stein,Ronald L. Rivest,Charles E. Leiserson,浅野哲夫,岩野和生,梅尾博司,山下雅史,和田幸一
  • 出版社/メーカー: 近代科学社
  • 発売日: 2007/03/01
  • メディア: 単行本
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付録と第5章の途中まで。今のところほとんど数学の復習ですな。付録でグラフが簡単に説明されていたけど、いざ使ってみようとすると難しい。グラフのことをまともに考えたのは初めてなので、付録に納まる程度の簡単な説明では足りなさそう。他のリソースを参照する必要ありか?

演習問題が豊富なので、紙と鉛筆を使いながら読みたかった。電車で読むには不向きだったよう。


理科系の作文技術 (中公新書 (624))

理科系の作文技術 (中公新書 (624))

遅ればせながらようやく読んだ。これ、絶対学生のうちに読んでおくべき本だよなあ。
文章を読んでいて「どうもいまいちな文章だなあ」と感じる理由と、それを修正する方法を、明確に言語化してあります。こういった日本語の技術を教わった記憶がなくて、僕が学校で受けてきた国語の授業はいったい何だったんだろうという気になってしまった。
この本を高校国語の教科書にしちゃいなよー(例文に文の題材が専門的すぎるものが多いので適宜差し替えて)。


いかにして問題をとくか

いかにして問題をとくか

評判が良さそうだったので。
「理科系の作文技術」の数学版といった感じで、数学などの問題を解く際、考え方のとっかかりを見つける技法を言語化しています。
とはいっても、こちらはそんなに有り難くはなかった。過去に数学とかパズルとかプログラミングとかの問題をたくさん解いてきた経験から、そのような技法は自然と頭に染みついているので、それを改めて見せられても新しい発見はなし。
ただ、問題の解き方を教える側になったとき、この本に書いてあるような考え方をうまくデモンストレーションしてみせると効果的な指導ができそう。