面白さを求めることに妥協しない

TCP/IPの勉強もやったことだし、Wiresharkをインストールして、インターネット閲覧時のパケット内容の覗き見なんぞ。
プロトコルのヘッダを見て、「ちゃんと本に書いてある通りになってるんだ!」と確かめるだけでもちょっと感動してしまいます。まあ書いてある通りじゃなきゃ困るんだけど。
こんなことやってて何が面白いかって、これまでブラックボックスだったシステムの仕組みがビット列のレベルで見えて、それを元にそこで何が起こっているのかを自分の頭の中で構成できるようになる、ということなんですよね。
学生の頃、自然科学の勉強にそこまで熱が入らなかったのは、その「何が起こっているのかを頭の中で構成できるようになる」までの距離が、辿り着けないくらいものすごく遠いものに見えていたからだろうなあ。どうしてそんな風に見えてたんだろう。勝手に背伸びして遠くを見すぎてたかな?

何かを理解したという満足感を伴わない勉強は苦痛だし、それで何かを覚えても時間が経てばすぐ忘れちゃいます。仕事などで、必要に駆られて新しいことを勉強しないといけないこともあるけれども、「勉強しなきゃ」だけじゃなくて、そこで覚えたことからなにかしらの満足感を得るようにしたいものです。