NHKスペシャル「デジタルネイティブ」見た

http://www.nhk.or.jp/digitalnative/
「珍しくTV番組を見ると日記を書く」パターン。
ネットの力を利用して自作ゲームを制作・販売してる13歳の話とか、エイズ撲滅活動にネットを通して世界中から集まった若者たちの話とか、あと、はてなとか。
いつも思うのだけど、京都の街が映ると一瞬で京都だと分かる。これは京都だからなのか、それとも住んだことがある街というのは大抵そうなるものなのか。


僕がインターネット・パソコンに触れたのが6年前くらい(当時18歳)で、本格的に使うようになったのはここ3年くらい。というわけで、「生まれたときからネット当たり前」のデジタルネイティブと「ネットなんて私にゃよく分からんよ」という非デジタル世代の狭間くらいの感覚です。両側が見えてお得な世代だ。


デジタルネイティブは現実とネットを区別しない」という言い方が出ていたけれど、というかネットも間違いなく現実なんだし、それって当たり前じゃなかろうか?
そのすぐ後に出てきた「デジタルネイティブは、ネット世界の分だけ現実が広がっている」というナレーションの台詞が良かった。


まあでも、ネットはあくまでネットワークに過ぎないわけで、個人の能力だとか魅力だとかになってくるのは結局そこに何を乗っけられるかだ、ということは忘れないようにしたいですね。

番組内でデジタルネイティブの特徴として挙げられていたうちの一つ、「相手の年齢・性別・肩書きなどの属性を気にしない」というのは、ネットでのコミュニケーションにおいては個人の属性の大部分が「その人は何ができるのか」になるからなんでしょうなあ。こういう考え方の人ばかりになったら世の中変わっちゃいますな。